本日は産業医面談だった。その初めに産業医の先生より、
「午前中にグループ会社の別の人に会ってきたんだんよ。その人も休職を経験していて、経過観察で面談をした。2012年からの付き合い。で、その人と話していると【最近お腹痛いって言わないよね?】という話になった」
とのこと。その上で、「これから同じ過敏性腸症候群の人と会うんだけど、何かアドバイスはないか?」と聞いてくれたそうです。それが今回の話。
40歳の先輩はどうやって過敏性腸症候群が治ったのか
まずは自分を受け入れる、認める、あるいは諦めるところから。
その先輩の場合の話はこうだ。
昔は「間違ってはダメだ」という強迫観念があって、それを引きずるところがあった。今はもう、そういうのを止めた。
具体的には、
仕事はしたくない
それを認めたら楽になった。
面倒くさいとか、
したくないとか、
言っちゃいけない、
考えてはいけない、
そういうことも止めた。復職してからそういうことを考えるようになった。また、よくよく考えたら自分は「労働が嫌いだな」と分かってきた。
では、何が好きか?
のんびりしたい。
そういう自分を認めることによって、行動や作業スタイルがどう変わったか?
変わった行動や作業スタイルは?
⇒文句を言うようになった。
誰に?
⇒上司に
文句を言うようになってよかったことは?
⇒以前は自分でどうにか答えを出さないといけない、自分で解決しないといけないと思っていた。自分が作るモノで解決しないといけない、面倒だなと思っていた。しかし、文句を言うことで別の解決方法が出てくるようになった。「じゃあユーザーにやってもらえばいいんじゃない?」となって、その作業をしなくてよくなった。
自分の感想
自分も頑固なところがあって、意味の分からないこと、合理的でないこと、無駄と思えることは一切許せない。仕事をせずにプラプラしている人も許せなかった。しかも、今まで働いていた部署では「ソフト系の実力はオレがナンバー1だ。他の人がこの仕事を同じ時間でできるのか?やれるもんならやってみろ。おれが抜けてせいぜい苦しめばいいんだよ!」なんて思っていた。
実際、休んで抜けてみると、おれなんか居ても居なくても仕事回ってんじゃねーか(笑)。
人ひとりのできることなんて、たかが知れてるよね。他の社員にできなくても、たぶん、外の業者さんで出来る人を探したりするんだろうね。って考えると、別に無理して全部かかえこんで難しいこともやって、おれが一番だ!なんて思っても仕方がない気がする。それよりも、これ以上は別の人にやってもらおう、ってな感じで無理しない方がよかったかも。まぁ若さもあったから難しい面もあったかもしれないけどね。
また、分かっちゃいるけどイライラしたり、人にきつく当たってしまったり、妙に考えすぎて落ち込んだり、無理してやらなくていいことを延々とやってしまったり、、、、上げだすとキリがない。
自分もそういった自分のことを受け入れるところから始めるべきかもしれない。とにかく全部ひっくるめて自分、ということ。まずはそこから。
ちなみに過去記事としてはこんなものも書いてます。