まっつんのひとり言

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九州に住む30代会社員・まっつんのひとり言☆ご覧頂きありがとうございます♪どうぞごゆっくりご覧くださいませ!

NHK杯将棋準々決勝第2局(第67回)。斎藤七段vs山崎八段の棋譜+解説。

本日(2018/2/11)行われた第67回NHK杯テレビ将棋トーナメント準々決勝第2局、いや~見応え十分でしたよ。今回も早速、棋譜と激指14で解析をしちゃいましたのでお付き合いください!今回は、

斎藤慎太郎七段

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VS

山崎隆之八段

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の一戦でした。いや~、前回の山崎八段は先手番で初手4八銀!でしたよね。

そこからの力戦?激戦?を制しての準々決勝進出。そして今回の相手は勢いに乗る関西若手棋士の斎藤七段。山崎八段は同じ関西の先輩として是が非でも勝ちたいところではないでしょうか?!

それでは今回も激指14にて棋譜を解析してみたのでよければご覧ください。

 (先手)斎藤七段vs(後手)山崎八段 棋譜。2手目6二銀で力戦!目が離せず面白かった!

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<棋譜>

▲7六歩△6二銀

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ザキヤマさん!!じゃねぇ(笑)、山崎八段、またしてもやってくれましたね。今度は2手目6二銀ですか!もう勘弁してくれよ、また面白すぎちゃうじゃないか!笑


▲2六歩△3二金
▲2五歩△7四歩
▲2四歩△同 歩
▲同 飛△2三歩
▲7四飛

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斎藤七段もここはこう指すもの、って感じで飛車で歩を取っていきました。先手の主張は歩得、後手の主張は金銀をたくさん動かしているところですね。


△7三銀
▲7五飛△3四歩
▲2五飛△3三角

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山崎八段、ここで角を上がるっていうのはどういう意味なんでしょうか?!素人の私には分かりません(笑)。角で取られたら、まさか同じく金はないだろうから桂馬?それが飛車に当たってくるからまた後手が手番を握れるって寸法かなぁ。この後は先手の斎藤七段も角を交換せずに、7八金だもんなぁ。そして後手は角道を止める。解説の阿部八段曰く、先手から角交換を許して銀が7七に上がって良い形で7六の歩を支えられるのが嫌?みたいなことを言ってました。


▲7八金△4四歩
▲6八銀△4二銀
▲3八銀△4一玉
▲2八飛△4三銀
▲2七銀△5一角
▲4六歩△3三桂
▲2六銀△6四銀
▲4五歩△同 歩
▲3六歩△4六歩
▲4八飛△7二飛

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ここで先手は3五歩!と言って攻めたいところですがそれはできません。後手の飛車が

7筋に回ったことにより、3五歩には4七歩成⇒同飛車⇒7六飛車!の十字飛車があります。いや~、さすがプロ!間接的に色々けん制してますなぁ、、、。恐ろしい。


▲4六飛△4五歩
▲4八飛△7六飛
▲6九玉△7三角
▲4四歩△5四銀
▲2二歩

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解説によると、この2二歩はちょっと疑問手だったようですね。この歩が先手の角のラインを止めてしまっています。それにより、先手の角が後手の香車を直接取ることができない(壁になっている角をすぐにさばけない)。

 

△7五銀

▲3七銀△2五桂

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この2五桂馬は気持ちのいい手でしたね。先ほどの2二歩のところで先に3七銀としていれば、この桂馬がはねることで、4三歩成りから先手の角がさばけます。ここでは逆に後手の攻めが気持ちよくなっている印象。しかし激指14の解析では形勢はまだまだ互角のようです。斎藤七段も銀をどんどん引いたり、2九歩成りから角をさばいて、さすがに簡単には崩れません。


▲2八銀△4六飛
▲3九銀△3六飛
▲2一歩成△1九角成
▲4三歩成△同 金
▲1一角成△5二玉
▲3八銀△4六歩

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山崎八段、ここではもう持ち時間を使い切っていてちょっと焦っていたかもしれません。解説の阿部八段的にはこの手はちょっと疑問で、先手がまた少しいい気分になってきたのでは?って感じでした。しかしさすがは山崎八段、この後も簡単には崩れません。う~ん、両者互角!!さすがプロ!!

 

▲3七歩△3五飛
▲4六飛△4五香
▲1六飛△4九香成
▲1三飛成△4五飛

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ザキヤマさん~~(山崎八段)!!!4七香はいいんすか、いーーんすか?!

 

▲1二龍△4二歩
▲4四歩△同 金
▲4七香

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4七香車打たれちゃったよ、おい、どーすんだこれ、、、、、、、?おいおい突っ込んだよ(笑)。

 

△同飛成
▲同 銀△2九馬
▲5六銀△4五金

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4五金!!ここも突進ですね(笑)。もうどうなってるかさっぱり分からん。


▲3三馬△4三金
▲同 馬△同 銀
▲3三金△6二玉
▲4三金△4一香

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ここで4一香、相手の読みを外す受けで逆転を狙う!!さすがは山崎八段。ここでは斎藤七段ももう持ち時間はありませんよ~~!でも簡単には崩れないんだよなこれが、、、と思いきや、、、?


▲7四歩△5六金
▲8二飛

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お、これは、、、??

激指14の解析的にはここまで先手が若干優勢だったんですが、この8二飛車で後手が持ち直したぞ。本当に一手で形勢が目まぐるしく変わるから将棋って難しいよなぁ。

 

△7二銀
▲5六歩△4六角
▲4二金△7一玉
▲5二金△8二玉
▲6一金△7一歩
▲6二龍△9四歩
▲7三歩成

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ここは形勢が二転三転したところ。後手の山崎八段が7一歩と打った局面。ここで激指14では「先手勝ち」と出ていました。なんと後手玉に23手詰みがあったようです。しかしそんなのプロでも30秒では読み切れなかったみたいですね。もしかして、詰将棋選手権優勝の藤井四段だったら読み切れてたか?!いずれにしても、トッププロでも簡単には読み切れなかったみたいですね。プレッシャーも相当あったと思いますし。

 

△同 桂
▲7四金△5九飛

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秒読みで厳しい状況の中、後手の山崎八段が5九飛車!!と打った局面。秒読みギリギリでしたね。これで詰むのか~?!いやいやサッパリ分かりません(笑)。


▲同 銀△同成香
▲同 玉△6八銀

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この手が決め手でした。しかも、なんと先手が7三歩成りで飛ばせてしまった7三の桂馬が詰みに働いてきちゃったみたいです。斎藤七段にとっては何とも悔しい結末になってしまいましたね。しかし実は、先手6二竜の段階でも先手玉に詰みがあったようです(17手詰み)。トッププロでも30秒で詰みを読み切るのは難しいんですね~。


▲同 金△同角成
▲同 玉△7六桂

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まで、112手で山崎隆之 八段の勝ち

 

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勝って斜め上を見る山崎八段

 

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対局後の様子

激指14の六段での棋譜解析結果

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いや~、本当に激戦でしたね。序盤から目が離せず、中盤のねじり合いも非常に見応えがありました。終盤はどっちが勝ってるのかさっぱり分からず、最後は二転三転しました。本当におもしろい将棋でした。これで山崎八段は準決勝進出。また山崎八段の対局が見れるのは非常に楽しみですね。

 

さてさて、今回の記事はここまでです。ちなみに過去にはこんな記事も書いてますので、よろしかったら覗いてみて下さい(^_^)。最後までお読みいただきありがとうございました!