まっつんのひとり言

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NHK杯将棋準々決勝第3局(第67回)。稲葉陽八段vs渡辺明棋王の棋譜&解析。

本日(2018/2/18)行われた第67回NHK杯テレビ将棋トーナメント準々決勝第3局。早速、激指14で棋譜を解析をしました。昨日、行われた朝日杯将棋オープン戦での藤井六段の最年少優勝の興奮冷めやらぬ状態でしたが、こちらNHK杯の方も準々決勝となり、目が離せない対戦が続きます。では早速今回の対戦記事をご覧下さい。

<目次>

まえがき

今回の対戦カードは、

稲葉陽八段

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VS

渡辺明棋王

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の一戦でした。稲葉八段と言えば、3回戦で昨日の朝日杯を制した藤井六段を破っての準々決勝進出者です。そのときは藤井「四段」でしたが。勢いのある藤井四段に対して、落ち着いた取り口で完勝したのが印象に残っています。それに昨年は名人挑戦されたり、竜王戦の挑戦者決定戦まで進出されたりと、最近よく活躍されているな~っていう印象。対する渡辺棋王の方は、NHK杯では優勝経験もありますし、早指し棋戦も得意とされているので順当に勝ち進んできたという印象です。

 

ちなみに今回の解説は佐藤天彦名人でした。

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佐藤名人は渡辺棋王とは昔から交流があるそうで、佐藤名人が中学生、渡辺棋王が高校生のときにインターネットを介して対戦をしたり、メールのやりとりをしていたそうです。その佐藤名人から見ると、渡辺棋王は昔は鋭い攻めを見せる攻め将棋だったが、今は少し変わって攻めつつも受ける、といった感じのスタイルになってきているそうです。

 

確かに数年前に若手を撃破しまくって優勝した時は細い攻めをつなぎまくっていた印象です。豊島八段に勝ったときの将棋は印象に残っています。

 

また、余談ですが、今回は「あきら」対決でもありますね。漢字は「陽」と「明」で違いますが。ちなみに過去の対戦成績は渡辺棋王6勝、稲葉八段の2勝となっており、ここのところ渡辺棋王の4連勝中とのことで、ここいらで稲葉八段も1勝返したいと思っているのではないでしょうか?さて、「あきら」対決!どちらが制するのか?!以下から早速棋譜をどうぞ。

 (先手)稲葉八段vs(後手)渡辺棋王 棋譜(Youtube動画あり)。相掛かり力戦ねじり合い!

<棋譜>

▲2六歩△8四歩
▲2五歩△8五歩
▲7八金△3二金
▲3八銀△7二銀
▲6八玉△9四歩
▲9六歩△8六歩
▲同 歩△同 飛
▲8七歩△8四飛
▲3六歩△5二玉
▲3七桂△7四歩
▲7六歩△7三銀
▲2四歩△同 歩
▲同 飛△2三歩
▲2五飛△7二金
▲6六角△8二飛
▲8八銀△6四銀
▲7七桂△3四歩
▲2四歩△同 歩
▲同 飛△6六角
▲同 歩△2二銀
▲4五桂
(第1図)

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△5四角
▲6五歩△2三銀
▲同飛成△同 金
▲6四歩△4五角
▲5五角△7三桂
▲1一角成△3三桂
▲5六銀△6六桂
▲7九金△5六角
▲同 歩△7五歩
▲6七銀△7六歩
▲6六銀
(第2図)

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△7七歩成
▲同銀上△6五桂打
▲5五桂△8七飛成
▲2一馬△7七桂成
▲5九玉△5四銀
▲6三歩成△同 金
▲同桂成△同 銀
▲6四歩△同 銀
▲6三歩△6一歩
▲3二馬△6三玉
▲4三馬△6七桂
▲4八玉△7九桂成
▲5二角
(第3図)

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まで、85手で稲葉陽八段の勝ち

 

ちなみに棋譜はYoutubeにもアップロードしていますので、動画で見たい方はそちらをご覧ください。ちょっとした解説も書いてますのでよかったら覘いてみて下さい。

 

激指14の六段での棋譜解析結果

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解析結果を見ると、41手目(第1図)、先手の稲葉八段が4五桂馬といきなり桂馬を跳ねていったあたりから稲葉八段が少し有利になった模様。そこからの稲葉八段と渡辺棋王のねじり合いは見応えがありました。両者、相手の読みを外すような、こちらが見ていてビックリするような手を連発していました。解説の佐藤名人も「なるほど、、、と私はさっきから何回言っているんでしょうね。私の読みが全然当たりません(笑)」と言われている程でした。

 

自分が個人的に印象に残っているのは、

・41手目に4五桂といきなり桂馬を跳ねた

・61手目に6六銀で後手の桂馬を取った

・67手目に2一馬と落ち着いて寄った

という3手ですね。

 

いや~本当に見応えがありました。さぁ、来週は準々決勝第4局。菅井王位vs郷田九段です。こちらも楽しみな一局ですね。

 

さて、今回の記事はここまでです。ちなみに過去には以下のような記事も書いてますので、よろしかったら覗いてみて下さい(^_^)。最後までお読みいただきありがとうございました!